鎌倉でお宮参り&赤ちゃんとおでかけ

鎌倉でお宮参りをしたい、と思われる方は多いようです。けれども生まれたての赤ちゃんの外出は、気も使うし荷物も多くてタイヘン。

そこでコソガイ流、鎌倉のお宮参りと子連れ外出のコツを考えました。七五三にも対応できます。

2020年以降、神社、美容着付け、食事処はそれぞれ新型コロナ感染症対策をしているようで、様々な変更の可能性があります。事前に電話等で確認することをお勧めします。

鎌倉のお宮参り

鶴岡八幡宮のご祈祷

八幡宮のお宮参り、七五三などのご祈祷は大階段上の本宮で行われます。婚礼以外は予約できません。ご祈祷は初穂料を添えて祈祷受付(大階段下右わき)で申し込みます。

受付後、大階段を上って右手にある入り口から入り、本宮控室で呼ばれるまで待ちます。空いていればほとんど待ちませんが、秋や新年の混雑時期の土日祝は待つ場合があります。ご祈祷自体は数組ご一緒で約15分ほどです。

祈祷受付に申し出ると、ご祈祷の方は参拝者専用駐車場が2時間まで無料(普通車)となります。

周りが待っているのに、太鼓橋の前でずっと写真を撮っている方がいて困りました。撮影スポットは譲り合いましょうね。

そのほかの寺社

鶴岡八幡宮のみならず、鎌倉には多数の歴史ある寺社があります。神社、お寺、キリスト教会がそれぞれに赤ちゃんの無事な成長を祈る儀式を行います。そうした寺社にお参りするのもアリだと思います。

鎌倉宮のお宮参りのご祈祷は予約制ではありませんが、基本1組ずつ(場合によっては複数組)で行っています。

ご祈祷などについては事前にお問合せすることをお勧めします。予約できる場合もありますし、混雑状況、駐車場の有無、休息場所など教えてもらえることが多いです。

鎌倉子連れ外出のポイント

混雑

鎌倉は観光シーズン、とりわけ天気の良い土日祝日は赤ちゃん、子ども連れにはキビシイほど混雑します。車(バスも同じ)は10時~午後1時が渋滞ができる時間。移動は朝早く出て早めに帰るか、午後2時以降に鎌倉に着いてで夕方遅く帰るを心がけて。電車もホームもラッシュ時の様相です。事前に混雑状況を調べ、できるだけ平日を選ばれることをお勧めします。

徒歩での移動は11時前までなら比較的スムースにできます。それ以降は混雑が増すので、ベビーカーなど通行が大変な場合も。

小町通りは混んでいたので、鶴岡八幡宮の参道「段かずら」を歩きました。歴史も神聖さも感じられてよかったです。

鎌倉駅の周辺、八幡宮の周辺に民間の駐車場が多数あります。しかし天気の良い土日祝は条件の良い場所は11時にはほとんどが満車になります。10時前までの利用開始をお勧めします。その際、ベビーとご家族を目的地の近くで降ろし、運転手役が駐車場を探す、などして、徒歩での移動距離を短くすると負担が少なくなります。

鎌倉に着くのが遅くなった場合は、少し手前の駐車場も検討されると良いかと思います。目的地までの徒歩での距離が多少あっても、車で移動するより早いこともあります。

駐車料金は非常に条件の良い場所はお高めですが、駅や鶴岡八幡宮周辺であれば現在は料金の差はほとんどないように感じています。

授乳・オムツ替え

鎌倉駅には公衆トイレが、鶴岡八幡宮には授乳のできる場所、おむつ替えシートがある公衆トイレがありますが、その間は一般店舗におむつ替えシートがいくつかあるのみで、子連れが頼れる公共施設はほとんどありません。

雨風など急に天候が変わった場合、駅と八幡宮を結ぶ観光ルートには退避できる公的な場所はほとんどありません。事前にトイレ、おむつ替えシート、授乳、休息場所をチェックし、ルートをよく考えて。早めの調査や対応が負担を軽くします。

食事

鎌倉には子連れでゆっくり食事できるようなレストランは多くありません。食事の際は事前にチェックして、個室か個室風スペースがある、子連れに慣れた店舗に予約を入れることをお勧めします。子どもと一緒だとハプニングも多く、他のお客さんが気にすることもあるので。観光シーズン中は人気のレストランはとても混んでいることを忘れずに。

お店を選ぶときは、お参り場所との距離に気をつけて。混雑で移動に時間が取られることも考えて、予約時間には余裕を持ちましょう。

持ち物

子どもが混雑のなか機嫌よく過ごせる時間はそれほど長くありません。お参りのついでに観光するなら短時間で楽しめるルートを。ちょっとしたおやつや水分は必須です(人ごみに気をつけてね)。気温が急に下がる場合も考えて、保温できる衣類も必要かも。春先、秋は寒い場合があります。

ベビー連れのおでかけは荷物が多くなりがちですが、混雑時や帰路にはその大きさ、重さが負担になります。お荷物はコンパクトに(お土産や利用済みの荷物などは宅配便等を利用するのも手です)。

ベビーカーでとお考えかもしれませんが、古いまちはバリアフリー化もあまり進んでいません。また、混んだ電車の中や店舗ではベビーカーを置くスペースを見つけられない場合もあります。

手助け

子連れは何かと大変ですから、友人や親せきなど、手伝ってくれる人とご一緒、も大いに考えてくださいね。

写真館、美容着付けの店やレストランなど、拠点になるお店を探すのもアリです。 移動ルート、駐車場、授乳や飲食、荷物を置ける場所について相談に乗ってくれる可能性もあります。

事前にできるだけ考慮して準備しても、ハプニングは起きるもの。その時は地元のヒトに助けを求めてください。鎌倉人は案外親切。相手を尊重してサポートを願えば、たぶん…きっと誰かが助けてくれると信じています。

鎌倉お宮参り体験談

2020年作成の体験談集はこちら。↓

過去の体験談はこちら。↓

投稿者:CanCan

記事公開:2014年04月
一部更新:2019年10月
全面加筆・改訂:2020年07月

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