鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)

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鎌倉在住者の筆者にとっての鶴岡八幡宮とは、ちょっと姿勢を正す神聖さと同時に、「八幡さま」と気軽に呼べるなじみ深さもあわせもつ、名実ともに「鎌倉のシンボル」と呼ぶべき場所です。

鎌倉駅東口からまっすぐ10mほど行き、突き当たりを左に曲がると、すぐ正面に、一対の狛犬を伴った鳥居が見えます。ここが「二の鳥居」、海から2番目の鳥居なのでそう称されます。

そこから道(若宮大路)の中央に石垣と盛土で一段高くなった小径が続きます。八幡さまへの参道、源頼朝公が政子の安産を祈願して神様の通り道として造営したといわれる「段葛(だんかずら)」です。段葛は若宮大路の真ん中にある鎌倉にだけ残る形式の古道で、道の両端には桜が植えられ、毎年、春先には見事な桜のトンネルができることでも有名です。

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八幡さまの境内の直前には「三の鳥居」。そこをくぐると、いよいよ八幡さまの境内になります。まず正面に見えるのが太鼓橋。残念ながら現在は渡れませんが、石造りのユニークな形の先に荘厳な本殿が見えます。

広い境内は緑が豊かで空が高く自然があふれていて、思わず深呼吸したくなります。四季折々に咲く沢山の花々、「源平池」でスイスイ泳ぐカモやアヒル、亀やコイ、ヘビ(!)。源平池の真ん中にある島の旗上弁財天神社で休息する鳥たち。参道わきでは時折リスが姿を見せることもあります。

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本殿の手前、参道の真ん中に立つのは「舞殿(まいでん)」。「唐破風(からはふ)」という美しい屋根に、壁のない朱塗りの柱、そして、周囲から見渡せる一段高い床など、まるで舞台に屋根を付けたような印象的な外観です。ここは、源義経を慕う静御前が舞を舞った若宮廻廊跡に建っていていることからも有名な建物です。

八幡さまでの婚礼はこの「舞殿」と「若宮」で執り行われます。「舞殿」での婚礼は外部から中の様子が見えるため、運が良ければ、雅楽の音をBGMに、幸せなカップルの晴やかな誓いの式を見守らせていただけるかもしれません。

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「本殿」はここからさらに60段あまりの、広いながらも急な石段を登ったところにあります。楼門と廻廊の奥に「本殿」があり、どっしりとした屋根と、柱の朱といった鮮やかな彩色が目をひきます。七五三や初宮詣などの一般的なご祈祷は、主にこの「本殿」で執り行われます。

神社での厳かなご祈祷にちょっと憧れる鎌倉っ子は多いはず。結婚式以外のご祈祷は、石段下の右わきにある「祈祷受付所」での当日受付(事前予約制ではありません)にて行っていただけるそうですので、ご祈祷を受けられたい日に直接八幡さまへいらしてください。

八幡さまには、本殿の下にある若宮、源頼朝公、実朝公を祀った白旗神社等の神社をはじめ、鎌倉市国宝館、文学碑、直会殿、鶴岡幼稚園などの諸建物もあります。豊かな自然と幼稚園児から高齢者まで日常的に多くの人が通るこの場所は、鎌倉在住者にとってはオープンだけど身近に神様を感じることのできる特別な空間なのです。

御由緒

源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたことを始まりとしています。現在では国内・海外問わず、年間を通して数多の参拝者が訪れます。
現在の御本殿は、文政11年(1828)、江戸幕府11代将軍徳川家斉の造営による代表的な江戸建築で、 若宮とともに国の重要文化財に指定されています。

祭事

一年を通して様々な祭事が行われていますが、とりわけ9月14日から16日までの3日間に執り行われる「例大祭」が有名です。
「例大祭」は、15日に御神輿がニノ鳥居まで進み御旅所祭(おたびしょさい)が行なわれます。御旅所祭では、可愛らしい鎌倉市内の少女達が舞う八乙女神楽(やおとめかぐら)が奉奏されます。また、最終日には、鎌倉武士の狩装束に身を包んだ射手が、馬で駆けながら馬場に配された3つの的を射抜く勇壮な神事「流鏑馬(やぶさめ)神事」が行われます。

各種祈祷と申し込み

神前結婚式、七五三祝、初宮詣等、各種御祈祷についてのお申込み・お問合せについては、鶴岡八幡宮HPをご参照ください。ご祈祷の申込書などもこちらからダウンロードできます。

個人の場合は、結婚式を除き、予約制をとっていません。境内にある大石段下祈祷受付にて、当日直接、お申込みください。(稀に受付場所が変更になる場合もありますので、ご注意下さい)

授乳室、休息処、トイレ等

舞殿右手奥の直会殿(なおらいでん)の1階にある休息所の左脇に公衆トイレ。休息所奥に授乳室あり。
舞殿手前で東西にのびる流鏑馬道の西側、近代美術館脇にユニバーサル公衆トイレあり。おむつ替え可能。
源平池の東側部分、源氏池に臨む休息所脇にユニバーサルトイレあり。
(詳細はこの下にある2005年のレポートをご覧ください)

投稿者:Kosogai


<鶴岡八幡宮(授乳室・トイレについて) 2005年12月レポート>

言わずと知れた、鎌倉観光のメッカ鶴岡八幡宮。2005年8月、近代美術館脇の公衆トイレが新しくなりました。車いす対応の多目的トイレには、ベビーチェア・ベビーシートがあります。バリアフリーの女子トイレの個室も、広いタイプはベビーカーのまま入れそう。
境内には3カ所の無料休憩所があります。舞殿の手前右側にある休憩所は、奥まった場所におむつ替えができるベビーベッドが一台。ついたてが置いてあるので、目隠しすれば授乳スペースにもなります。ご利用になる際は、カウンターの中のスタッフに一言、声をかけて下さいとのことです。

0467-22-0315
鎌倉市雪ノ下2-1-31
ホームページは>>http://www.hachimangu.or.jp/

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広い境内は緑や水辺があり、子連れのお散歩コースとしてもポピュラーです。

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舞殿の近くにある参拝者休憩所。この中におむつ替えスペースが。

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自動販売機で飲料が買えるほか、軽食も注文できます。

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奥まったところにあるベビーベッド。ついたてがあるので、目隠しして授乳することも

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近代美術館脇の新しいトイレ。障害者用トイレでおむつ替えができます。

八幡宮のお宮参り紹介は >>2007年06月記事2014年04月記事

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