マリンバコンサート(コソガイの地域交流サロン)

マリンバ1名手にかかると音楽は一瞬で人々を一体にする!

9/19,20のギャラリー&カフェ「ジャックと豆の木」はそんな雰囲気に満ちていました。コソガイの地域交流サロンの一環のコンサート。進藤典子さんの写真作品が鮮やかに大胆に壁を彩るギャラリーの中心に、大きな楽器・マリンバが設置されました。
演奏は林美里さん。鎌倉出身で7年間パリで学び帰国したばかりです。

マリンバ2マリンバ3コンサートは子どもも楽しめるようなものから、クラシックのモダンなアレンジまで幅広い曲目で構成されました。展示中の作品に合わせたオリジナルアレンジの曲もあります。

マリンバは木琴の一種で実は打楽器。木のぬくもりのある音で、その強弱などはバチの加減で演奏者が変えます。まさに体全体を駆使しての演奏。合間には曲や楽器について林さんのオーディエンスを楽しませるMCが入ります。大忙しで一回の演奏で結構痩せるとうかがいました。

マリンバ4めずらしい楽器(レインツリー)で波のような音を奏でたり、紙芝居のパフォーマンスもありました。読み聞かせの名手石井さんの読む仔猫の物語の内容に合わせて、マリンバの生BGMがつくのです。ものすごく素敵!みんなで一緒に「にゃーお!」ポーズ付きの鳴き声のひとコマも。

マリンバ5演奏者の息遣いや汗まで感じられる近さの中で、あるときは全身で打ちつけるように強く、ある時は愛撫するように優しい林さんの動きから生み出されるマリンバの音のシャワー。
心地よさで幼児はすやすやと眠り、大人は引き込まれながら、そこにいるみんなで参加して音楽を創りあげていく暖かい一体感が広がりました。手拍子が自然に発生し、アンコール曲ではダンスまで出ました。

マリンバ62日間の4回演奏で年齢や障害のあるなしにかかわらず200名以上のお客様に参加いただいたコンサート。音と写真作品とそこに参加した人全員のコラボレーションは、美しい余韻を残しながら終わりました。おつかれさまでした!

コソガイ地域交流サロンのHPは>>こちら

投稿者:CanCan

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