放課後かまくらっ子Q&A

「放課後かまくらっ子」は鎌倉市の小学生の放課後居場所事業です。2018年から始まり、2020年12月には全小学校区で開設されました。

市のHPを見ても、「こんな時どうなってるのかな?」とよくわからない部分がちらほら。そこで資料を調べたり、鎌倉市に問い合わせていろいろ聞いてみました。

令和4(2022)年度の運営はこれまで通りです。来年度以降、子どもの家の利用料や利用時間が改定される予定です。

2022年4月追記

放課後かまくらっ子の概要

利用要件、開所時間、料金などは、鎌倉市が出しているリーフレットに記載されています。

放課後かまくらっ子Q&A

放課後かまくらっ子について、気になったことをQ&A方式でまとめてみました。

放課後かまくらっ子とは

鎌倉市が行っている、放課後や夏休みなどに小学生が過ごす居場所事業です。学区ごとに設置され、登録した児童のみが利用できます。

「子どもの家」と「放課後子どもひろば」の2種類があり、両方を総称して「放課後かまくらっ子」と呼びます。

子どもの家(学童保育)は、小学生を預かり、遊びと生活の場を提供するものです。

保護者の就業や疾病などで保育が必要な子が対象です。

放課後子どもひろば(アフタースクール)は、小学生が放課後帰宅せずに夕方まで安全に過ごせる場です。施設や校庭で遊んだり、多様な体験・活動に参加できます。

その学区の全児童が対象です。

アフタースクールで、職員や地域のボランティアにより週1回程度行われる体験活動やイベントです。希望者のみ参加します。

工作、ダンス、スポーツ、ゲーム大会、遠足、お祭りなど。施設ごとに内容は異なります。

プログラムによっては、事前の参加申込や実費の負担が必要です。定員があるプログラムでは希望者多数により抽選となることもあります。

プログラムの予定や申込用紙は施設で配布されています。鎌倉市直営施設のプログラムカレンダーは市のHPにも掲載されています。

施設・活動場所について

学校内または学校の近くにある施設で、各小学校区に1つずつ設置されています。遊具のあるプレイルーム、図書スペース、食事の時に利用できる部屋などがあり、一部の施設には庭も付いています。

以前は、学校外にある施設では地域の児童館「子ども会館」が併設されていましたが、アフタースクールの開設に伴って「子ども会館」は閉鎖し、「放課後かまくらっ子」専用の施設となっています。

学童保育・アフタースクール共に、リーフレット記載の開所時間のとおりです。

通常の平日は放課後から、休校日の平日(長期休暇や代休日等)と土曜日は午前中からで、それぞれ時間が異なります。日曜祝日年末年始はお休みです。

放課後は、高学年の授業が終わった後から夕方まで利用できます。

夏休みや運動会代休日等の学校休校日も、月〜金は利用できますが、学校ごとに利用可能時間帯は異なります。なお、お盆期間中は学校関係者不在のため利用不可です。

土曜日は学童施設のみで開所し、通常期・長期休暇中共に学校施設は利用できません。

当日の過ごし方

学校から直接、学童施設の受付に行きます。利用カードをスキャンして利用開始すると、保護者にメールが送られます。

学童保育・アフタースクール共に、施設内にランドセル等の荷物を置くロッカー・かごがあります。

基本的には学童保育登録児童・アフタースクール参加者が一緒になって、大人の見守りのもと、学童施設内や学校の校庭などで自由に遊びます。

アフタースクールのプログラム、学童保育のおやつの時間などには、該当する子どもだけが集められ、他の子はそのまま自由遊びを継続します。

学校の校庭・体育館を利用する際は、時間を区切って職員付添のもと、施設から移動します。子どもだけで移動することはありません。

学童保育登録児童のみ、一時外出届を出せば一時外出可能です。アフタースクール参加者は、一度退室してからの再入室は出来ません。

お昼をまたいで利用する場合はお弁当を持っていきます。アフタースクール参加者が自宅でお昼を食べるために退室したら、再入室は出来ません。

学童保育では保護者会や指定管理者がおやつを提供します。おやつ代は利用料と別にかかります。

アフタースクール参加者におやつはありません。

アフタースクール参加者は、原則16時から30分ごとに集団で帰宅します。帰る前に受付で利用カードをスキャンすると、保護者にメールが送られます。

学童保育の夕方の延長利用では、保護者か代理人のお迎えが必要です。

学童保育の場合、病気などで休む日や、習い事などの都合で早く帰る時刻については、保護者が子どもの家に連絡しておきましょう。

管理体制

施設のプレイルーム・図書スペース、学校の校庭・体育館など、子どもがいる活動場所ごとにそれぞれ職員を配置しています。その他に、地域のボランティアも見守りに参加します。

鎌倉市直営施設では鎌倉市青少年課が、指定管理施設ではそれぞれの指定管理者である民間業者が、管理・運営を行っています。

「放課後かまくらっ子」全般に関する問合せ、鎌倉市直営施設の申込は青少年課(0467-61-3886)が窓口となります。学校は関係ありません。

指定管理施設の申込、利用上の連絡などは、各施設に直接連絡します。

放課後かまくらっ子運営者(青少年課or指定管理者)が見守りの責任を負います。学校やボランティアに責任はありません。

運営者は保険(賠償事故補償・損害事故補償)に加入しており、活動中および、来所・帰宅途中の往復途上の事故等も補償の対象です。

細かい部分は施設によって異なります。詳しくは施設に直接お問い合わせください。

施設一覧・その他の情報

鎌倉の学童保育状況、施設一覧、申込方法、関連する鎌倉市HPのリンク先、指定管理業者、私立の学童保育などは、鎌倉くらしと子育てガイドの学童保育のページをご覧ください。

投稿者:プー

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