鎌倉太郎のサイエンス・デイキャンプ

2016年以降、活動を休止しているようです。

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「鎌倉太郎で7/26サイエンス・デイキャンプをします。よろしかったら、活動を見にいらしてください」とコソガイでもおなじみの科学工作教室・くりの木倶楽部の岩立先生からお声かけをいただきました。が、鎌倉太郎ってナニ?役者さん??

taro鎌倉太郎は、鎌倉らしい環境で外遊びを中心に子どもを保育する、いわば「パパの育児サポート」。山田さんというお父さんが鎌倉太郎と名乗り、自分の子とお預かりした子たちを一緒に近所の海や公園に連れていったり、江ノ電の線路沿いの自宅であそんだりする活動です。
鎌倉太郎という名の役者さんがいらっしゃるのでちょっと混乱しますが、この太郎さんこと山田さんは鎌倉在住の東京で働くサラリーマン。ご自身4人の子持ちで休日を利用して活動されます。
で、ご本人はどちらかと言うとワイルドで笑顔の素敵なイクメンで…役者には向かなそう…な方です(^ ^;)ゞ

P7260023この日のデイキャンプは、その鎌倉太郎の外遊びと、くりの木倶楽部の科学工作とのコラボ。1〜6年までの10名ほどの子どもたちが午前中は稲村ガ崎公園周辺で外遊び、午後は太郎ハウス(山田さんの自宅)で工作教室のプログラムです。
IMG_0786江ノ電に乗って稲村ガ崎公園に行ったら芝生スキー開始。芝生の生える斜面にブルーシートを引いて水をかけて、滑り降り!! これはおとなも子どもも声をあげるほど楽しくって、しかもドロドロになっちゃいます。
鎌倉太郎ハウスに戻ってシャワーを浴びた後、庭のBBQコンロを使ってヤキソバ。太郎の山田さんがマスターとして腕をふるうと、野菜をちぎったり、火を調節したり子どもたちがお手伝い。活動は一見アバウトにも見えますが、芝生スキーや子どもたちのシャワー、焼きそば調理にしても、実はていねいに準備したうえで熟練者が段取り良く進行し、要所をおさえながら子どもたちの出番を用意していることがうかがえます。

IMG_0814子どもたちがヤキソバをたらふく食べると、午後からは科学工作教室。まずは星の案内人・河合先生が指導する星砂の砂絵工作。お土産などで時々もらう星砂を惜しみなく使って、夜空を表す紺色の画用紙に描かれた星座の位置にボンドで貼り付けます。IMG_0822意外にもさっきまでやんちゃだった男子が細かな作業にハマって丹念に仕上げたり、ダイナミックなボンドの使い方をして、まったくありえない星雲状のものを画用紙からはみ出して作っちゃう女子もいたりで、それぞれの夜空ができました。
工作がカタチになったらお次は実験。くりの木倶楽部の岩立先生がインストラクターで、線香花火作りとスライム。自分で作った花火は小さな発火でもわくわくして、スライムの手ざわりはこどもにおおウケ!です。

科学工作が終了するともうお帰りの時間。眠くなる間もなくハイのまま子どもたちは大好きな江ノ電に乗って帰路へ。たくさんの笑顔があった骨太でてんこ盛りな一日は、まさに「お父さんと一緒」ってカンジ。

IMG_0854鎌倉太郎の普段の活動では火曜と日曜日、山田さんが9時ごろから夕方まで3歳から小学生の数名の子どもを外遊び中心に保育します。参加者は顔見知りの常連と口コミでやってくる子と半々ぐらい。「子どもと一緒の活動は、気づきの連続で、自分が成長させてもらっています」と、ちょっとはにかんで語る鎌倉太郎さん。笑顔は子どもにも大人にも魅力的でした。

鎌倉太郎の活動
»http://www.kamakuratarou.jp/

連絡はこちらから
http://www.kamakuratarou.jp/contact

投稿者:CanCan

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