話しかけて、そっと触れて、だっこして。親子の身体と心の応援をするカタさんは、鎌倉生涯学習センターの広い和室で「ちいさな場」を開催しています。
この「場」はコロナでどこにも行けず、みんながうつうつと籠っていたころ、広い和室で親子に少し息抜きしてもらえたら、と始めたそうで、今回で18回目。この日は9時半から13時の間、約10組の親子がゆるく集い、ママたちと赤ちゃんが思い思いに交流して過ごしていました。
特にプログラムがあるわけではないのですが、ママ同士の、「どんな格好でだっこしてます?」「ハイハイがうまくできないみたいだけど」「伝い歩きが危なっかしくて」「くつどうしてます?」 「腰が痛いのだけど、皆さんはどう?」なんてとりとめもない疑問やくらしのお話に花がさく頃、赤ちゃんたちも言葉によらず、それぞれに交流していました。刺激を受けてハイハイしたり動いたり。おもちゃを見せたり、そっと触れようとしたり。
カタさんは途中、皆さんの簡単な自己紹介を促し、子育て関係の本を紹介したり、スリングやへこおびを使ったおんぶや抱っこのしかたを話したり、質問に答えたり。この日、参加していた助産師の「あまね」さんも、聞きたいことがあるママと産後のケアやおっぱいのことをお話ししています。あまねさんのように、カタさん以外の大人が参加することも時々あるのですって。
オープンスペースにして “子育ての諸々相談できるよ、発達や抱っこのこと、靴のことも聞けるよ”という時間にしてみようか、となんとなく始めました。
毎月、定期的に開催していますが、お仕事に復帰するまでの1年間ずっと参加してくださった母子もいます。この場で初めてママ友が出来たという声もありました。
なるほど。発達や身体のケアの専門家であるカタさんが、自然体で開いている会だから、全体にゆったりまったりしていて、おしゃべりもできて「なんとなく繋がっている」。あったかい感じがそこにいるすべての人にとても心地よくって。赤ちゃんもママもいい顔していました。
「ちいさな場」は月1回、鎌倉生涯学習センターの和室で開催されます(参加費1000円)。また、赤ちゃんの発達の講座やだっことおんぶの講習会も開催しています。
開催日等はカタヨウコさんのFBやインスタでお知らせされています。
■「ちいさな場」 byカタヨウコ
鎌倉生涯学習センター和室
詳細はこちら
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投稿者:CanCan
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