7/27(水)、ジャックと豆の木で開かれたサイエンスショー。小学生の子どもを対象に午前と午後、30人づつ2回の上演です。
「ディナーショーのようなオシャレな雰囲気のサイエンスショーにしたかったんです。この日のために衣裳も買っちゃいました!」
くりの木倶楽部のけちゃっぷ先生こと岩立直子インストラクター。気合が入っています。
さあ、満員のお客さんの前でショーが始まりました!
音楽とともに白衣を着た先生がさっそうと登場すると、ストロー、サランラップのしん、水道用のパイプを利用して、いろんな大きさのシャボン玉をテンポ良く作って行きます。どうも噴き出し口の大きさでシャボン玉の大きさが変わる、と実験から理解したところで、針金の枠から大きなシャボン玉作りをします。拍手!!
次は会場から参加者をお願いして、なが〜いパイプ(洗たく機用パイプ)のシャボン玉。パイプが長くてもできることが分かりました。いろいろシャボン玉、ついに子どもが入れる大きさに挑戦。ビニールプールとフラフープを使ってみごと成功させました!
さらにシャボン玉機からたくさんのシャボン玉がシャワーのように噴き出すとみんな大喜びっっ。
さて、ジュースを飲んで一服したところで、今度は自分たちで工作です。夏らしく浮沈子(ふちんし)。水が入ったペットボトルの中の魚(しょうゆケース)を、先生が自在に浮いたり沈んだりさせます。
実は先生、ペットボトルを手で押したり放したりしているんです。ぺットボトルを押すことで、しょうゆケース内の空気にも圧力が加わり、空気室が小さくなってペットボトルの水をしょうゆケースが少し吸いあげます。すると浮力が小さくなるので重りでしょうゆケースが沈みます。手を離すと、しょうゆケース内の空気がふくらんで水を押し出し、ふたたび空気室が大きくなって魚が浮かぶという原理なのです。
???の科学タネ明かしの後は作り方の手順を聞き、制作開始。製作中の参加者はかなり真剣。しょうゆケースが水面すれすれで浮かぶように、中に入れる水の量を調節するのがむつかしいのです。
それでも全員が思い思いの浮沈子を作り、さらに装飾用のビー玉やおはじきを沈めて自分だけのマイ浮沈子を完成させたところでサイエンスショーはフィナーレです。
先生のディナーショー用のステキな衣装は白衣で見えなかったけど、いつもと違う雰囲気でいろんなシャボン玉を見て科学を身近に感じ、自分でも工作したパフォーマンス。ワクワクいっぱいの時間に、みんなの夏の思い出(自由研究のネタ)が増えたことを感じました。
けちゃっぷ先生、普段は二階堂青少年会館を中心に「くりの木倶楽部」として活動しています。時々コソガイのCanCanと読み聞かせでおなじみの石井さんもお手伝い参加しています。興味を持ったらサイトで確認して参加してみてね。気さくに不思議とわくわくを体験できるハズです。
投稿者:CanCan
※くりの木倶楽部の記事はこちら >>くりの木倶楽部(かんたん工作・科学あそび教室)
<わくわくサイエンスショー 2011年7月レポート>
かんたん工作・科学あそび「くりの木倶楽部」が開く夏休み教室。コソガイも協力します。
わくわくラボでもおなじみのケチャップ先生こと岩立直子インストラクターの
幻想的なシャボン玉ショーを見て、自分たちでもためしてみよう。
たのしい工作と科学あそびが体験できます。
やってみよう! つくってみよう! ふしぎ! たのしい!
●日時 :7月27日(水)
午前の部11:00〜 / 午後の部13:00〜 約60分
●場所 :ジャックと豆の木 鎌倉市由比ガ浜2-4-39
●参加費:1000円(保険、材料費、ワンドリンク込み)
●対象 :小学生〜 定員各回30名(先着)
●講師 :岩立直子(ケチャップ先生)
●申込み:TEL:0467-24-6202(ジャックと豆の木)
主催:くりの木倶楽部
協力:ジャックと豆の木
鎌倉子育てガイド
後援:鎌倉市教育委員会
子どもゆめ基金助成活動
>>コソガイの科学工作室 わくわくラボへ
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