子どものアトリエ☆ネバーランド☆

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山崎保育園のお向かい、小川が流れ、緑に囲まれた静かな一角に「子どものアトリエ☆ネバーランド☆」があります。植物に覆われた瀟洒な門をくぐり、ゴシック調の厚い木の扉を開けて中に。窓からの優しい光に満ちたアトリエは色とりどりの画材、たくさんの創作素材が整然と並び、その中で数名の子どもたちが自分の作品作りに熱中しています。

1S3A5189sここは子どものアトリエ。子どもたちが自分のテーマを自分で見つけて、たくさんの素材の中から好きなものを選んで、自由に創作する場です。ある子は魚類図鑑を見て海の生き物を作っています。針金で骨組みを作り、紙粘土で肉付け、かわいたら色を付けるのだそうで、かなり本格的。どんな色の生き物になるのかな?。小さくて色とりどりのモンスターのキャラクターを細かくいくつも紙いっぱいに描いている子もいます。モンスターの性格がカタチに表れているよう。あ、このモンスター、かみつきそう、こっちは転がるのが得意そう、なんて…。小さいお子さんはロール物の芯を使って双眼鏡を作っています。何が見えるのかな? 瓶のふたなどを使って車づくりをする子も。飛ぶように動く車やカラフルでお菓子を売ったら似合いそうなキャンディーボックスカーも登場。子どもたちの創作物はどれもとてもユニークです

1S3A5198アトリエでは子ども同士は仲よし。皆作るのが楽しくて、無駄なおしゃべりやちょっかいを出すことは少ないけれど、なんとなく相手を意識して、お友達の作品作りを見たり、声掛けしたり、解説してくれたりします。時には誰かのお手伝いもしますが、やっぱり自分のモノヅクリが楽しいみたい。存在を認めているけど微妙に距離もある感じが、居心地の良さのモトなのかもしれません。アトリエを主催する宇治先生は子どもたちを見守り、声掛けやアドバイスをしますが、「こうして、ああして…」といった指導はされません。「子どもがやりたいことをやる、それがネバーランドのスタイルなんです」柔らかにおっしゃいます。

 P1010086切り絵作家の宇治先生は、このご自宅で子育てをしながら絵本を出版するなどの活動をされてきました。ところが、お子さんが学校に上がる年齢になると、いざこざやケンカなど、たくさんのトラブルが起こりはじめました。学校から呼ばれることもしばしば。お子さんは次第に孤立して、やがて休みがちになったのだそうです。「学校にいけないなら、近所の子どもたちに遊びに来てもらおう」と考えた先生。ご自身のアトリエを開放されました。子どもが遊びに来てはダンボールハウスを作ったり、紙粘土で工作したり。好きな素材で好きなものを作るようになると、楽しくってアトリエではみんなが元気になっていきます。

ところが今度はその子どもたちのSOSが先生の耳に入り始めたのです。先生は子どもたちの創作活動を見守るかたわら、その声にこたえようと、ファミリーコンサルタント協会に所属して発達障害や色彩心理、コーチングなどについても学び始めます。「自分の子どものトラブルが多かった時は、私も苦しかったです。その中で学ぶうちに、叱るのではなく、自発的に変わる気持ちを支えることで、子ども自身や環境が変わることを実感しました」とおっしゃいます。同じように苦しさを抱える親御さんの相談を受けて、やがて親や子のカウンセリングも始められ、いまでは創作活動とカウンセリングなど、さまざまな方法で親子を支える活動をされています。

1S3A5216現在アトリエ活動を希望されるお子さん向けに、月2回、2時間ほどの創作の回があります。お稽古と異なるのは、アトリエにある素材は自由に使えて、大人には大人の、子どもには子どもの曜日と時間が用意されており、大体各回6名ほどの人数で活動ができることです。少人数のため、仲間としても個々でも集中できるちょうどよいサイズ。ご希望により創作活動とは別に、1回3時間ほどの個別対応のカウンセリングやアートセラピーも受けられ、様々な相談ができます。(料金は別途)。時には出張でワークショップを行うこともあるのだそうです。

宇治先生の醸すおだやかな空気に包まれて、子どもも大人も夢中になってなにかを作り、自分と向き合って表現する、ゆったり時間が流れる場所。ネバーランドはそんなやさしいアトリエでした。

1S3A5221子どものアトリエ☆ネバーランド☆
鎌倉市山崎1168
・JR大船駅より徒歩15分
・モノレール富士見町駅より徒歩5分
・京急バス天神下駅より徒歩3分

https://www.facebook.com/kodomonoatelier/
090-9846-5994
neverland.kamakura@gmail.com

入会金:7,000円
アトリエ月謝:7,000円(税・材料費込)
年間更新料7,000円
カウンセリング:7,000円/1回

投稿者:CanCan

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