矢内原医院

矢内原巧先生は2021年2月に逝去されました。
ご冥福をお祈りします。

2021年2月より柳健一先生が院長に就任されています。

記事中の部屋や費用については2013年取材時点の情報です。最新の情報は医院のHP等でご確認ください。

2021年4月追記

outlook矢内原医院は2013年9月に鎌倉由比ガ浜から大船へと移転し、出産を受け付ける産婦人科医院として新たにスタートしました。「鎌倉で産院を作りたい」という夢を実現された矢内原巧先生と息子さんである矢内原敦先生。鎌倉で出産を望む女性たちにとっても本当に嬉しいニュースです。

新しくなった矢内原医院は、大船駅近くに開設され、矢内原ウィメンズクリニック(不妊治療専門)とは徒歩3分の距離にあります。両施設が連携することで、子どもを望む方々の妊娠の成立から出産までを一貫してサポートしていこうという両先生のお考えから、産婦人科医療に対する熱い思いを感じます。

IMG_8183矢内原医院のコンセプトである満足できるお産とスモールラグジュアリーは、ハード、ソフト両面に反映されています。一階にある待合室は、ゆったりとした空間と中庭に広がる水盤にうっかり医療機関に来ていることを忘れてしまいそうです。診察室は清潔で明るくゆったりしたつくりで、カップルでの受診も可能です。もちろん4D画像の設備もあります。上のお子さんをお連れの方用に、奥にはキッズルームも完備されています。

IMG_8176個室は全部で10室(うち2室は2人部屋)あり、各室TVとトイレ付。内装はおしゃれで細部に渡ったこだわりがうかがえます。最上階にあるマザースペースは、食事と憩いの場であり、両脇にデッキを備え、明るく開放的なスペースです。ここには分娩後3日目からできる(1回は無料)という、血流促進の温石オイル整体もあります(2回目以降はオプション)。

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2dr通常分娩(帝王切開には対応)が対象。自然な分娩を基本スタイルとして、必要に応じて医学的なフォローがなされます。リスクの高い出産に対しても、藤沢市民病院や昭和大学、こども医療センターなどNICU等を備えた周産期救急受け入れ病院と連携しています。母親学級や助産師外来、母乳外来もあり、院長と敦先生を中心に、7人の先生方が携わっていらっしゃいます。

IMG_8637住所:鎌倉市大船2-17-18
電話:0467-44-1188
休診:日曜午後・祝日 [P]
ホームページ:https://www.yanaihara.com/

・ベッド数:12床(個室8、2人部屋2)
・診察室、待合室、受付、助産室、キッズルーム、陣痛室、分娩室、手術室、新生児室、マザースペース、エステティックルームなど
・駐車場あり
・分娩時入院費用の目安:58万円〜
(5泊6日、室料、食費、出産用品、産科医療補償制度の保険料3万円 込)


記事公開 2013年11月
追記 2021年04月

コメント

  1. りんりん より:

    第2子を妊娠から出産までお世話になりました。建物はとにかくオシャレで病院ではないみたいです。丁寧に診察して下さる院長先生、迅速に対応して下さる先生方といろいろですが、見受ける患者さんの数のわりには待ち時間は長くないと思います。キッズスペースもあるので上の子と一緒に行っても窮屈な思いは一切しませんでした。個室は大きな窓で開放感があり、部屋にトイレもついているので助かりました。入院着・タオル類も揃っているので入院時の荷物は少なくて済みます。食事はボリューム満点。私は血圧管理の必要な減塩食でしたが、まるでそれを感じさせない丁寧な味付けでした。入院着でいただくにはもったいないくらいのお祝い膳など毎回の食事が楽しみでした。また、食事の際には、同じ時期にお産を経験したお母さんたちと交流でき、ありがたい時間でした。入院中、夜中に授乳がうまくいかずに苦戦していても、病院としては母乳にこだわる訳ではなく、ママが苦にならないように相談にのってくれる助産師さんには本当に救われました。スタッフの皆さんは気さくな方ばかりで寝不足でも楽しい入院生活を送れました。入院費用については、総合病院よりは少し高い様に思いますが、この界隈の病院とは大差ないと思います。納得のいく入院生活が送れて本当に良かったと思います。

  2. 96 より:

    家から一番近くにある産院ということで利用させて頂きました。
    当時妊婦検診で通院していた矢内原ウィメンズクリニックからの紹介で丁度開院された2013年9月からお世話になり、2014年3月にこちらで第一子を出産しました。
    病院とは思えないような洗練された内装で、毎回妊婦検診に行くのもちょっとした楽しみでした。
    入院していた際に他のお母さん達と話していて気付いたのですが、なんと部屋(入院する個室)ごとに内装が異なるという凝りっぷりです。
    院長の巧先生と息子の敦先生はその気さくなお人柄のせいか、皆さん好感を持っていらっしゃったようでよく話の種になっていました(笑)
    食事は以前どこかのホテルで勤めていたシェフの方が専属で調理されているそうで、どれも彩り良く美味しかったです。
    ジュビレーションテーブル(お祝い繕)は皆さん「こんな豪華な食事を入院着で食べていいのだろうか」と笑いあっていました。
    基本は母子同室のようですが、出産当日やお母さんが疲れているような時は快くナースステーションで預かってくれます。
    助産師さん、看護師さんはそれぞれ色々な知識を持っており、話しかけやすい方ばかりですので気軽に相談できました。
    初めての妊娠・出産だったため費用が他の病院に比べてどうなのかはわかりませんが、これだけ至れり尽くせりの個人院でしたら他より高くても納得です。
    ホームページも綺麗でブログなどもあるのでこれから利用を考えておられる方は参考にされるとよいと思います。