インターナショナル・アカデミック・コンサルタンツ 語学&カルチャー・スクール

取材時点より何度か移転して、2020年現在は由比ヶ浜にあります。内容も変更があり、親子向けクラスはなくなったようです。

iアカデミ1「日本の語学学校は苦手」「日本語も十分しゃべれないのに英語なんて…」語学レッスンにまつわるそんな不安や不満を打ち消してくれそうな不思議なスクールが鎌倉に登場しました。鎌倉駅から徒歩3分。小町通りの葉山牛レストラン「マザーズ KAMAKURA」の入るビルの3Fにインターナショナル・アカデミック・コンサルタンツは開校しています。普通のおうちのような玄関をはいると和室とリビングのある空間。にこやかに迎えてくれるのはレスリー先生とジュリ先生。鎌倉にある外国人のおうちにおじゃましている気分になります。今日はジュリ先生のレッスンの日なのです。

iアカデミ2キッズ&ママ・クラスは未就園児向け。4〜5組の親子を相手に歌やちょっとしたダンスを中心に、ほとんど英語でレッスンが進みます。ジュリ先生が動物のぬいぐるみやボールを登場させると、子どもたちはあっというまに夢中になり、しばらく集中するとちょっと飽きて、また別の小道具が登場するとまた夢中になり、歌って踊って…を繰り返しながら、いつのまにか動物の名前や色が英語で出てきています。その自然なノリの良さは「英語で遊ぼう」の実体験版。母国語、外国語の境界がはっきりしていない2〜3歳児では、お母さんが子どもに語りかけるときのように、英語でも声掛けとゼスチャーでこどもには通じているようです。ジュリ先生の受け持つ別のレッスンは小学生のバイリンガル・クラス。5〜8人のほとんどがハーフ(ダブル)の子どもたちです。iアカデミ3普段日本語を使うことが多く、英語はわかっても読み書きがちょっと、とか、英語をしゃべり足りない等をここでフォローします。先生は子どもたちから言葉を引き出すため、興味を引く動物や色をテーマに塗り絵、歌、ノートを使っていきます。あたらしい道具が出てくるたびに、子どもたちが興味を持って先生の方に寄っていくのは未就園児もこのクラスも同じ。集中力を保つために短いサイクルで次々にメディアを変えるスタイルが生きていて、先生も子どもも楽しそうです。実は英語も日本語も流ちょうにしゃべるジュリ先生。子どもたちが大好きで、様子を見ながら声のかけ方やテーマをそのつど工夫しています。

「日本で外国語を身に付けるのはたいへんな事です。その言葉をしゃべらなくても生きていけるのですから。」日本で育ち、日米双方で学んだレスリー先生は中学生以上のクラス担当で留学のアドバイザー。iアカデミ4
インターナショナルスクールで教師を勤め、学生の留学カウンセリングを長年続けた経験から、2つ以上の言葉を学ぶ大変さやこわさと、その楽しさを知っています。「だからこそ小さい子とお母さんには、英語をしゃべるのが楽しい!と感じてほしい。ちょっと大きい子はただの語学ではなく、夢を持って、その国の文化を学んでほしいのです」

アットホームなインターナショナル・アカデミック・コンサルタンツは、幼児から大人までの「言葉や文化を学びたい、英語で楽しみたい」という夢の応援者だとのこと。英語を母国語とする教育のプロの先生方が指導しています。異文化に出会い、学び、それぞれの希望を先生と一緒に気さくに語り合える場を目指してらっしゃるとのことです。

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