鎌倉市二階堂にある鎌倉青少年会館は令和6年にリニューアルし、新たに中高生の居場所「COCORU」鎌倉が2階のスペースに立ち上がりました。

鎌倉青少年会館は第二小学校、中学校のすぐ近くにあります。青少年という館名ですが広いグラウンドもあり、以前は1階のほとんどは高齢者向けデイサービス、2階は各種会議室、子どもの家(学童保育)+子ども会館(地域の子どもが自由に過ごせる場所)と、高齢者、地域の人、子どもがそれぞれの場所で別々に過ごす場所、と言う感じでした。
その後、小学生の居場所が「放課後かまくらっ子」になると、子どもの家(学童保育)+アフタースクール(登録済の学区の小学生が放課後過ごせる場所「子どもひろば」)という閉じた場になりました。
「COCORUかまくら」は中高生が放課後や休日を思い思いに過ごすことができる場として、学校や学年に関係なく、予約なしで立ち寄れて大人が見守る、様々な人がいる場所になっています。
市内在住・在学の中高生の登録制、2名のスタッフが常駐し、平日16~21時(中学生は20時まで) 土日祝9~17時開館。館の2階のオープンスペースをロビーとしてイス、ソファ、机、本棚、ヨギボー、ホワイトボード等を配し、鎌倉市の青少年課が運営しています。

リニューアルにあたって、1年近く前から中高生自身が意見を聞いたり考えたりする「鎌倉青少年会館リニューアル実行委員会」ができ、ここでのアイディアをもとにCOCORUの準備をしてきたそうです。
調理室や会議室、多目的室、自習室など様々な部屋を備えている青少年会館では、平日昼間は地域の高齢者、夕方は中高生、夜は働いている地域の人、と今までも時間によりざっくり使い分けがされていました。ただ二階堂という土地は、駅から距離があり、高校が周囲になく、高齢者も多いという特性もあり、特に夕方から夜の利用はあまり多くなかったようです。




COCORUができて、夕方以降、その多様な場所も空いていれば中高生が自由に安心して使えるようになり、さらに相談室もできました。毎日10~20人の中高生が入れ替わり約2時間ほど、土日は少し長い時間過ごしていきます。
訪問した日は、数名の中高生のグループが入れ替わり来て、過ごしていました。小さなグループで教えあって勉強したり、別のテーブルではセルフで作れるお茶でおしゃべりを楽しんだり。楽しそうな声が聞こえます。ひとりでマンガを読んでいる子もいます。ホワイトボードに絵を描いて楽しむ子もいます。

学校が終わってから塾に行くまでの間や、親が帰ってくるまで一人過ごしていた時間が、ここを利用することで安心して過ごせて、誰かに出会えるようになったようです。配慮が効いたスタッフや大学生になった元利用者のボランティアさんの見守り、声掛けも、COCORUの雰囲気作りに役立っています。
ここから子どもたちが企画するイベントやサークル?のようなものも生まれつつあります。クラウドファンディングでバスケットゴールもできたのだとか。
子どもたちのアイディアに大人が手伝ってCOCORUは心地よい場所に育ちつつあるようです。

投稿者:CanCan
<鎌倉青少年会館(フレンドリー鎌倉) 2008年02月レポート>
バス停「杉本観音」が目の前。学童施設の「にかいどう子どもの家」、および「二階堂子ども会館」を併設している。
完全バリアフリー施設でエレベーター付き。大小の研修室、調理室、和室などがあり、登録した団体、個人であれば利用することができる(有料、青少年団体には減免措置あり)。子どものための各種講座・教室などの催しもたくさん開催されている。詳細は直接お問い合わせを。
隣接した場所に設置されている屋外炊事場は、青少年会館に登録した団体であれば有料で予約して利用できる(個人は利用不可)。利用の条件については、窓口にお問い合わせ下さい。
※青少年会館への登録には、申請書提出と会員名簿や会則の添付が必要で、審査にある程度の時間がかかります。
■住所:鎌倉市二階堂912-1
■電話:0467-23-7530
■駐車場:3台(施設をサークル利用する場合にのみ利用可)
■開館時間:9:00〜21:30(日祝は〜17:00)月曜閉館
■子ども会館、子どもの家は日祝休館


記事公開:2008年02月
追記:2019年05月
追記:2024年11月
再取材して更新:2026年02月




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