通称「にじそら」。深沢のモノレール沿い、スーパーやまかの3軒隣に昨年オープンした、障害者が働く福祉のお店です。小さな店内には手作りグッズや焼き菓子が並び、カフェスペースもあります。
運営する「虹の子作業所」の他にも、複数の福祉施設やご近所さんがそれぞれの商品を置いています。障害のある方が丁寧に手織りした生地を使って、ボランティアさんが仕立てるバッグなどはオーダーも受け付けています。
店先には大きなクマのぬいぐるみ。小さなお友達が通りすがりに抱きついて、ついでに店内を覗いていきます。近所の学童保育のお子さん達もよくおやつを買いにやってくるそうです。
裏手の作業所で焼くクッキーやパウンドケーキは100円から。この日はいただき物の甘夏がお買い得で、甘夏入りのケーキも売っていました。
コーヒー、紅茶、ソーダなどのカフェドリンクはテイクアウトも可能。すっきり辛口の特製ジンジャーエールはホットもアイスも選べます。お子様用のジュースもあります。
商品を出品しているのは、さまざまな福祉系事業所、理解のある団体や個人です。そのうち障害者の手作り品で参加する事業所は、虹の子作業所、ぶどうの木、道工房、よあけ、ひかり、スローライフ、工房ひしめき、の7つ。いずれも長年活動されているそうですが、市内にこんなにたくさんの障害者施設があるとは知りませんでした。虹の子の人たちもこのお店を開くまでは、すぐ近くでもほとんど交流はなかったそうです。
ここは「コネクトショップ」の名が示すように、そんな地域の方々がつながる場所として作られました。すわってお茶をするも良し、商品を買うも良し、見に立ち寄るだけもアリ。障害のある方や関係者だけでなく、誰にでも開かれた、すてきなお店です。
■コネクトショップ「にじがそらにかかって・・・」
鎌倉市常磐58-3 安田ビル1F
湘南モノレール湘南深沢駅から徒歩3分
営業日:月・水・金・日
問合せ:虹の子作業所(0467-43-5600)まで
Facebook:https://www.facebook.com/nijisora.nijinoko
Instagram:https://www.instagram.com/nijinoko_workshop
投稿者:プー
コメント