鎌倉市の一番右、材木座にある光明寺は、1243年、第四代執権・北条経時が創建したといわれています。元禄11(1698)年築という本堂は、鎌倉に現存する木造の古建築の中でも有数の規模。春のサクラ、夏の蓮なども見事です。
毎年10月12日〜15日にかけて行われる「十夜法要」は、500余年も続く伝統行事。12日の献茶にはじまり、13,14日の念仏と練行列、稚児礼讃舞、15日朝の法要まで、昼夜にわたり大変な賑わいを見せます。特に、境内を数十の夜店が埋め尽くす13日と14日の2日間は圧巻。お面、綿菓子、射的、くじ、金魚すくいといった子供たちが興じる定番の夜店も数多く出店し、おでんや焼鳥などの食べ物も充実。休憩スペースもあるので、ビールを片手に寛ぐ家族連れの姿も。
境内が賑わうのは、日が落ちる17時すぎから21時ぐらいまで。地元の小中学生も、この日ばかりは少々遅くまで遊んで来ても大目にみてもらえるみたい。ピーク時にはかなりの混雑になるので、小さなお子さん連れの方はお子さんから決して目を離さないようにしましょう。それと、お参りは忘れずにね!
鎌倉市材木座6-17-19
0467-22-0603
http://park16.wakwak.com/~komyo-ji/
鎌倉駅東口からバス 光明寺下車
拝観自由
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