コソガイでは、ここしばらく鎌倉の「昔ばなし」を採話して、サイト「鎌倉むかし物語」に掲載したり図書館に展示し、皆さまに紹介する活動に取り組んできました。その一部は紙芝居にして、機会があれば上演してきました。

「むかしむかしの話」は、あいまいな「むかしむかしあるところに…」ではありません。舞台となる時代も場所もはっきりしていて、鎌倉のあちこちに史跡等が残っています。
「ちょっと昔の話」は、物語の登場人物やその子孫である、地域のお年寄りから直接お話を伺いました。鎌倉市図書館のご協力も得て、さまざまな資料の裏付けもあります。
このように鎌倉に伝わる物語たちは、私たちのいる今の「まち」「時間」とつながっているのです。

この「鎌倉むかし物語」紙芝居シリーズ6編の刊行を記念して、鎌倉市図書館に寄贈し、7/3には中央図書館にて寄贈式を行いました。式には関係者のほか、読み聞かせグループの方々などが出席されました。

式の後は、読み聞かせの名手・石井さんとコソガイの入江による紙芝居実演です。さらに、物語の背景についてくわしい解説も行いました。




今回の参加者は大人ばかりでしたが、紙芝居なら小学校低学年でも理解できるでしょう。今後もさまざまな機会で上演し、地域の物語を語り継いでいく予定です。
読み聞かせをされる皆さまにも、ぜひ活用していただければと思います。紙芝居は図書館で借りることができます。また、鎌倉駅前の島森書店にて 1冊3,630円で販売しておりますので、ご希望の方は店頭にてお求めください。

タウンニュースにも掲載されました。
投稿者:プー
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