アロマテラピー rythme(リトム)

rythme01梶原にある野村総合研究所跡地近くの閑静な住宅地に、アロマサロン「rythme」があります。「rythme」はフランス語でリズム・調和の意味。アロマテラピー発祥の地であるフランスへの思いと、アロマを通じて沢山の人が自分の身体のリズムに耳を傾け、自然と調和し、心身のバランスを整えてほしいとの願いが込められています。

リトム部屋のベッドの写真主宰の光成佳世さんは二児の母。ご主人の仕事の関係で海外での出産、子育てを経験し、その想像以上の大変さから日本にいた時以上に家族の健康について考えるようになったそうです。そんな中、アロマテラピーと出会い、メディカルアロマとして深く学び始め、その効力を実感し、今度は家族だけでなくより多くの方に、とりわけ自分のことを後回しにしがちなママたちを応援したいという熱い思いで、2010年から自宅の1階部分にサロンを立ち上げました。サロンのお部屋は漆喰の壁に無垢の床。リネンは粉石けんか炭酸塩で洗濯し、アロマテラピーに使用する精油や植物油は全てオーガニックなど光成さんのこだわりがうかがえます。

メニューは、アロマテラピートリートメントとして、全身のトリートメントや、妊婦さんやうつ伏せ・仰向けが難しい方向けの横向きトリートメント、フェイシャルやフットケアなどがあります。また、サロンのお客様がアロマと整体の両方に通われていたため、一ヶ所で両方出来たら良いだろうというお客様の目線に立った考えと、アロマテラピーを行なうにあたって、整体で筋肉をほぐしてからだと、より精油が体内に吸収されやすく相乗効果が望めるということから、整体も学び、認定資格を取得。今ではアロマ+整体のメニューが人気とのことです。

rythme02料金は、ママたちが通いやすい価格に設定し、さらに未就学児のママには2割引きのサービスもしています。親子、夫婦、友人など2名での利用も可能だそうです。また、アロマを自分へのご褒美としてだけでなく、家庭で日常的に活用できるように、アドバイザーの資格(NARD協会認定)も取得できるアロマ講座も開催されています。小さいお子さんがいても受講できるように日程や環境等配慮してくれるそうです。

取材の日、私は足のむくみと顔の肌荒れに悩んでいたため、フットケアとフェイシャルを体験。まずは、これまでの病歴や現在悩んでいることなどのカウンセリング。続いてその日の体調に合ったオイルと精油選び。オイルと精油はある程度光成さんからも薦めるものの、お客様の直感を大事にしているそうです。私はこの日、フットケアには「これだ!」と思った香り、リトセア(クスノキ科の木から取れる種子)の精油を選びました。リトセアは、体を鎮め、睡眠を誘導してくれる効果があるそうで、リラックスしたい私にはぴったり。さらに、消化器官の働きも促進し、体の滞りを排出してくれる効果もあるそうです。フェイシャルの方は肌荒れが酷かったため、精油は使わず、スイートアーモンドオイルのみにしました。

リトムトリートメントの写真
フットやボディケアの場合は、足湯をしてからベッドに上がりトリートメントしてもらいます。足裏は体中の部位に対応する「反射区」だらけだそうで、身体の不具合が顕著に表れるとのこと。足裏への刺激を中心に膝下全体をハンドトリートメントしてもらったのですが、光成さんの手の動きの滑らかなこと。心地よい圧に私の足はかなり軽くなり、身体も温かくなりました。

続いてフェイシャル。アーモンドオイルでクレンジングをした後、ホットタオルで血行を促進しながらオイルでしっかりとトリートメントを行います。化粧水として今回はローズウォーターを使用。こちらも精油を製造する際にできる副産物で、化学添加物の含まれないものなので敏感肌の方にも安心して使えるそうです。フェイシャルは脳に近い部分を触り、かつ鼻からダイレクトに香るため頭が一番リラックスできる部分だそうで、短い時間で面白いように夢見心地になれました。

セラピストとして、母として、常日頃から身体のしくみや健康のことにアンテナを張り、自己研鑽されている光成さん。その姿勢から「少しでもお客様に還元したい」という思いが伝わってきました。

リトム精油の写真
アロマテラピー rythme(リトム)
鎌倉市梶原三丁目(詳細は予約時)
0467-67-7535(予約制)
email:mitsusing@gmail.com
http://aromarythme.com
 駐車場あり

投稿者:まめ子

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