アルバム作りワークショップ「スクラップブッキング」講座

IMG_5345「ここでは毎月楽しくアルバムを作るワークショップを開催しています。それは過去を大切に保存し、現在を豊かにして未来への希望をはぐくむ作業なんです。」

スクラップブッキングの教室について、アルバム・アドバイザーの今井先生はそう教えてくれました。


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アルバム作りのワークショップは「スクラップブッキング」とよばれます。この名前に新聞の切り貼りノートを思い出して、おや?と感じますが、写真を整理して切り抜いたり、きれいな紙で飾りコメントをつけて台紙に張ってアルバムを作ることでも、切り貼りして保存する様子からアメリカではこう呼んでいるようです。

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写真の安全な長期保存を心がけた今井先生のメソッド、クリエイティブメモリーズは、アルバム作りの意義と可能性に気付いたアメリカの女性たちが始めたもの。アメリカから輸入した台紙、カラフルな紙や写真を貼るためのテープも変質を防ぐため無酸で、専用のカッターやテンプレートはカラフルで使いやすく機能的。どれも見ているだけでわくわくするほどデザインが優れています。

先生自身は5年ほど前、写真を整理する方法を探してこのメソッドに出会い、こんなに楽しくて素敵な写真整理の方法をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思いアドバイザーになったのだとか。お宅にはアルバム用の本棚があるほどです。

IMG_5385この日は先生のお宅で4名の生徒さんがそれぞれが整理する写真をもってきて自分のアルバムを作る作業をしていました。時に参加者同士で話に花をさかせ、アドバイスを仰ぎ、見せあいながら各自のアルバムをつくる時間は、皆さん本当にやさしい顔をしています。「自宅でやることもできるのですが、新しい台紙類や豊富な専用ステーショナリが用意されていて、先生やお友だちと話をしながらアイディアをもらうワークショップの方が、豊かなアルバムができるんです」と参加者。

IMG_4962作業がひと段落した時、表情豊かでユニークなそれぞれのアルバム=作品を見せ合う様子を拝見すると、写真を整理して長期保存用のアルバムを作ることは、家族の思い出を目に見える物語にすることなのだと感じます。どなたのものも、オリジナリティーにあふれて家族への愛情が感じられるんです。デジタルな写真が主流になる昨今、写真を紙焼きして物として手に取り作業する皆さんは、その時の思いや今の感情を確認しているようで、世界に一つしかない宝物をつくっているんだ~と、納得。さらに完成したアルバムを手に取る家族の顔を想像すると、なんだかこちらまでほっこりうれしくなりました。

アルバム作りの「スクラップブッキング」ワークショップは今井先生の自宅で月数回、1回約2時間ほど開かれます。参加費は1回1000円(消耗品費は別)。3名以上集まる場所があれば出張にも応じるそうです。詳細は直接メールでお問い合わせください。世界で一つだけの家族の物語であるアルバム、今井先生に手伝ってもらって作るのは楽しそうですね。

book300スクラップブッキング(アルバム作り)ワークショップ
参加費:1000円/1回 (材料費は別途)
開催 :不定期
鎌倉市今泉台
連絡は≫こちら

投稿者:CanCan

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